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ドキュメント(2)

1.manページで、システム管理用のコマンドが収録されているセクション番号は?

正解:8

1 実行プログラムまたはシェルのコマンド
2 システムコール(カーネル提供の関数)
3 ライブラリコール(システムライブラリ提供の関数)
4 特殊なファイル
5 ファイルフォーマットと約束事
6 ゲーム
7 マクロのパッケージとその約束事
8 システム管理用のコマンド
9 カーネルルーチン


2.ユーザー「hoge」から、デフォルトのシェルを tcsh にしてほしいと要望があった。tcsh は /bin/tcsh にあるとするとき、要望を満たすコマンドはどれか?

1. usermod hoge -s /bin/tcsh
2. chmod -s /bin/tcsh hoge
3. usermod -s /bin/tcsh hoge
4. useradd hoge -s /bin/tcsh
5. chmod -u hoge -s /bin/tcsh

正解:3

「usermod -s シェル名 ユーザー名」でユーザーのシェルを変更できます。


3.mke2fs コマンドのマニュアルページのファイルがどこにあるのか知りたい場合、
どのコマンドを用いればよいか?

1. which mke2fs
2. whereis mke2fs
3. whatis mke2fs
4. apropos mke2fs

正解:2

whereis mke2fs を実行すると、次のようになります。

mke2fs: /sbin/mke2fs /usr/share/man/man8/mke2fs.8.gz

which --コマンドの所在のパス。
whereis -- コマンドとマニュアルページの場所。
whatis, apropos は、コマンドの簡潔な解説。

4.以下の検索コマンドで、あらかじめ作成された検索データベースを利用して、ファイルやコマンドマニュアルの検索を行うコマンドはどれか?

1. which
2. whatis
3. find
4. locate
5. apropos

正解:2 , 4 , 5

locateはlocateデータベースを利用します。whatisとaproposはwhatisデータベースを利用して検索を行います。whichは変数PATHに基づいてコマンドを検索し、findは実行ごとに指定されたディレクトリをすべて検索します。whatis と apropos の違いは、検索に指定するキーワードと完全一致するか、部分一致するか、です。


5./usr/doc 以下などにあるドキュメントの多くを提供している団体は以下のどれか?

よく利用されるドキュメントとしては、次のようなものがあげられる。

The Linux Users' Guide
The Linux System Administrators' Guide
The Linux Programmers' Guide

1. LDP (Linux Documentation Project)
2. GNU
3. comp.os.linux
4. BUGTRAQ
5. CERT/CC

正解:1

LDP (Linux Documentation Project)はLinux向けの優れたドキュメント類を作成しています。

comp.os.linux はネットニュース。
BUGTRAQ はメーリングリスト。
CERT/CC はセキュリティ。


6.コンソールからログインする際(ログイン・プロンプトが表示される前)に表示する内容を記述するための設定ファイルを選択しなさい。

1. /etc/motd
2. /etc/local.banner
3. /etc/issue
4. /etc/issue.net
5. /etc/syslog.conf

正解:3

Linuxシステムのコンソール画面には、テキスト・ベースのログイン画面が表示されます。たとえば、Red Hat Linux 7.3で運用されているシステムでは、コンソール画面にディストリビューション名などが表示されます。この表示内容は、設定ファイル「/etc/issue」に記述されています。たとえば、例にあげたシステムの設定ファイル「/etc/issue」をみると、の表示内容が記述されていることがわかります。したがって、コンソールに表示するログイン画面の内容は設定ファイル「/etc/issue」を編集することで変更できます。しかし、コンソールに表示するログイン画面の内容を変更する機会はほとんどありません。なお、リモート・ホストからログインするユーザーに対して表示されるログイン画面の内容は、別の設定ファイル「/etc/issue.net」に記述されています。


7.Linuxが動作しているコンソールに表示されるログインプロントに、現在システムにログインしているユーザ数を表示したい。設定を記述するファイルとして正しいものを選びなさい。

1. /etc/login.defs
2. /etc/issue
3. /etc/issue.net
4. /etc/motd
5. /var/run/utmp

正解: 2

/etc/issueは、ログインプロンプトを表示させるgettyが読み込みます。gettyにはいくつかの実装がありますが、Linuxではmingettyが使用されることが多いようです。ネットワーク経由でのログインの場合には/etc/issue.netが使用されるので、ログイン経路によって表示を変えることができます。
/etc/issueには、文字列の他に、システムから取得した情報を表示するためのエスケープコードが記述できます。問題のようにユーザ数を表示したい場合には「\u」を記述します。
/etc/login.defsは、シャドウパスワードの動作を定義します。
/etc/motdは、ログインが成功した後にユーザのコンソールに対して表示されます。
/var/run/utmpは、現在システムにログインしているユーザの情報が記録されています。wコマンドやwhoコマンドなどはこのファイルを参照しています。

8.リモート・ホストのユーザーが、ローカル・ホストにtelnetでログインする。このとき、ユーザーに表示する内容を収めるための設定ファイルを選択しなさい。

1. /etc/motd
2. /etc/issue
3. /etc/issue.net
4. /etc/net.banner

正解:3

telnetコマンドを使ってリモート・ホストにログインする際、ログイン・プロンプトが表示される前にメッセージが表示されることがあります。例えば、Red Hat Linux 7.3で運用されているリモート・ホストにtelnetコマンドで接続すると、ディストリビューション名「Red Hat Linux release 7.3 (Valhalla)」やカーネルのバージョン「Kernel 2.4.18-3 on an i686」が表示されます。この表示内容が記述されているのが設定ファイル「/etc/issue.net」です。例に挙げたシステムの設定ファイル「/etc/issue.net」をみると、telnetコマンドでログインした際に表示されたメッセージが記述されています。


9.ユーザーがログインを完了した後に表示するメッセージを設定するには、どのファイルにメッセージを記述すればよいか?

1. /etc/skel
2. /etc/issue
3. /etc/inittab
4. /etc/issue.net
5. /etc/motd

正解:5

/etc/motdに記述したメッセージは、ユーザーのログイン完了後に表示されます。
motdは、Message Of The Dayの略です。/etc/issueもしくは/etc/issue.netは、ログイン前に表示されます。

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テーマ : UNIX/Linux
ジャンル : コンピュータ

tag : LINUX LPIC

ドキュメント(1)

1.manコマンドについて以下の設問に答えよ

セクション5のinfoについてのマニュアルを参照する

正解: man 5 info

マッチしたすべてのページを表示するオプション

正解: man -a

manページを表示する代わりにmanページの格納場所を表示する。

正解: man -w

2.FHSでは、manマニュアルが保存されるディレクトリとして、どのディレクトリが指定されているか? 適切なものを選択しなさい。

1. /usr/share/man
2. /usr/local/man
3. /usr/opt/man
4. /var/pkg/man
5. /usr/doc

正解:1

Linuxシステムでは、ファイルの保存場所はその内容によって決まっています。たとえば、/usr/shareディレクトリには、システム内外のユーザーによって共有されるファイルが保存されます。
/usr/share/man ディレクトリには、コマンドやファイルに関する man マニュアルが保存されています。


3.manマニュアルに記載されていない内容を選択しなさい。

1. ユーザー用のプログラム
2. システム管理用のプログラム
3. 設定ファイル(記述様式など)
4. ライブラリ
5. システムの管理ポリシー

正解:5

Linuxでは、コマンドや設定ファイルなどに関するマニュアルを利用できます。これらのマニュアルはmanマニュアルと呼ばれ、manコマンドを利用して閲覧できます。manマニュアルは、その内容によって複数のジャンルに分類されています。manマニュアルのジャンルは「セクション」と呼ばれ、数字で分類されています。manマニュアルにはシステム管理ポリシーに関するものは含まれていません。よって正解は選択肢5になります。manマニュアルを閲覧するためには、次のようにmanコマンドを実行します。

$ man <コマンド名やファイル名>


4.bashに関するmanマニュアルのパスを検索する方法を選択しなさい。

1. man bash
2. which bash
3. apropos bash
4. whereis bash
5. where bash

正解:4

あるコマンド(プログラム)に関するmanマニュアルのパスを検索するためには、whereisコマンドを利用します。whereisコマンドは、コマンドのフル・パスやmanマニュアルのパスを検索し表示するためのコマンドです。たとえば、bashプログラムのフルパスとmanマニュアルのパスを表示するためには、次のようにwhereisコマンドを実行します。

$ whereis bash

bash: /bin/bash /etc/bash.bashrc /usr/share/man/man1/bash.1.gz

これにより、bashプログラムの実行ファイル名が「/bin/bash」で、manマニュアルのファイル名が「/usr/share/man/man1/bash.1.gz」であることがわかります。ここで、存在しないコマンドが指定された場合は、指定された文字列のみが表示されます。このほか、whereisコマンドに用意されているオプションを利用すれば、コマンドのパスやmanマニュアルのパスのみを表示できます。


5.コマンド man 5 passwd を実行した時の結果として適切なものを選びなさい。

1. passwdコマンドのマニュアルページが表示される
2. passwdコマンドの簡単なヘルプが表示される
3. /etc/passwdのマニュアルページが表示される
4. /etc/passwdの簡単なヘルプが表示される

正解:3

manコマンドは、オンラインマニュアルを表示します。manコマンドでは、コマンドの直前にセクションを指定することができます。

■書式 man [セクション] コマンド名

この問題の場合、セクションは 5 が指定されているため、passwd コマンドではなく、/etc/passwd ファイルのマニュアルが表示されます。passwdコマンドのマニュアルを表示するには、
man 1 passwd
とします。

【セクション】

セクション 内容
1 一般コマンド(ユーザーコマンド)
2 システムコール
3 ライブラリ関数
4    デバイス(特殊ファイル)
5 ファイル形式
6 ゲーム
7 その他(マクロパッケージなど)
8 システム管理コマンド
9 Linux独自のカーネルルーチン


6./usr/share/docディレクトリに保存されているファイルの種類を選択しなさい。

1. HTMLファイル化されたmanマニュアル
2. インストール済みパッケージのmanマニュアル
3. ドキュメントを閲覧するためのプログラム
4. ユーザーが作成したドキュメント
5. インストール済みパッケージの補足情報

正解:5

Linuxシステムでは、ファイルの保存場所はその内容によって決まっています。たとえば、/usr/shareディレクトリには、システム内外のユーザーによって共有されるファイルが保存されます。そのうち、/usr/share/docディレクトリには、システムにインストールされているソフトウェア(rpmパッケージ)に関する文書が保存されています。例えば、Red Hat Linux 7.3の/usr/share/doc/apache-1.3.23ディレクトリには、Webサーバ・ソフトApacheの「README」ファイルなどが保存されています。


7.オンラインマニュアル中でコマンド書式を説明しているセクションを選択しなさい。

1. DESCRIPTION
2. OPTIONS
3. SEE ALSO
4. SYNOPSIS

正解:4

Linuxシステムにはコマンドの使用方法や設定ファイルの記述書式についての説明など、詳細なオンラインマニュアルが付属しています。このマニュアルを有効活用することで、さらにLinuxシステムへの理解を深めることができるでしょう。オンラインマニュアルはmanコマンドによって読むことが出来ます。

man <コマンド名、設定ファイル名など>

$ man man

※LANG環境変数をCにしておいた方がよいでしょう(英語で表示させるためには)。逆に日本語が使用できる環境であれば、export LANG=ja_JP.UTF-8 などを実行することにより日本語表示にしましょう。マニュアルの記載フォームは規則性が保たれており、おおむね以下の書式に基づいて作成されます。質問本文のコマンド書式に関しては「SYNOPSIS」のセクションに記載されます。

8.コマンドのフルパスとマニュアルの保存場所を表示したい。
このとき、実行するコマンドとして適切なものを選択しなさい。

1. whereis
2. which
3. echo $PATH
4. search
5. slocate

正解:1

コマンドのフルパスとマニュアルの保存場所などを表示するためには、次のようにwhereisコマンドを実行します。

$ whereis <コマンド名>

例えば、lsコマンドのフルパスやマニュアルの保存場所を表示するためには、次のようにwhereisコマンドを実行します。

$ whereis ls
ls: /bin/ls /usr/share/man/man1/ls.1.gz

すると、lsコマンドのフルパスが「/bin/ls」で、マニュアルの保存場所が /usr/share/man/man1ディレクトリであることがわかります(マニュアルのファイル名は「ls.1.gz」)。whereisコマンドにはオプションが用意されていて、これらを使えばコマンドのフルパスのみを表示できたり、マニュアルの保存場所のみを表示できたりします。


9.コマンドの一部にabcという文字が含まれていることがわかっている場合に、このコマンドを思い出すには次のどれを実行するのが望ましいか?

(適切なものを全て選択)

1. apropos abc
2. whatis abc
3. man -k abc
4. man -f abc
5. which abc

正解:1 , 3

aproposコマンドはキーワードに基づいて部分一致で検索します。一方、whatisコマンドは完全一致で検索します。いずれも同じデータベースファイル(/var/cache/man/whatisなど)を使って検索します。
データベースは、マニュアルの一行説明が格納されたテキストファイルです。


10.文字列「copy」を含むmanマニュアルを検索する方法を選択しなさい。

1. man copy
2. mandb copy
3. whatis copy
4. apropos copy
5. grep 'copy' /usr/doc/*

正解:4

manマニュアルを表示するためには、manコマンドにコマンド名やファイル名を指定し実行します。この際、指定すべきコマンド名などがわかっていればよいのですが、指定すべきコマンド名やファイルが不明な場合は困ります。このような場合、manコマンドまたはaproposコマンドを利用すれば、検索キーワードを基にmanマニュアルを検索できます。 manコマンドおよびaproposコマンドは、次のように実行します。

$ man -k <検索キーワード>
$ apropos <検索キーワード>

テーマ : UNIX/Linux
ジャンル : コンピュータ

tag : LINUX LPIC

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